クサイと言われていた頃
同時の家は、猫屋敷でもあった
元々は、一匹貰ってきた猫。
外に出していたので
どこかで妊娠してきて
子猫を産んで・・
一番多い時で、20匹前後飼っていたと思う。
今になると、増えすぎないように
管理してあげなかったのは
可哀想だったと思う。
猫が増えてくると
猫のにおいも、きつくなってきた。
クラスメイトから
『くさい』と言われることもあった。
お風呂は、あまり焚いて貰えなかったので
入った次の日には
『昨日お風呂入ったしょ!』と言われたりした。
当時は、服を買うお金もなく
隣に住んでいる大家さんの
娘さんのお下がりを貰って着ていた。
やっぱり帰ってこない
母ちゃんが帰って来ない日が
1週間だったのが
2週間くらい帰って来なくなった。
食べる物がなくて、
兄と小銭を集めて
兄と小銭を集めて
インスタントラーメンを買って食べたりした。
ある日、お金を払っていなくて
電話が止められた。
学校の連絡が回って来るとき
電話が止められていると
バレるのが
バレるのが
恥ずかしくて
『電話が繋がらなかったけど、なんで?』
と言われたけど
と言われたけど
『なんで繋がらなかったんだろ~・・・?』と
とぼけて嘘をついた
やがて電気も止められた
暗くなったら、ロウソクで過ごした。
暗闇の中、ロウソクの灯りで
トイレに行くのが、とても怖かった。
バパはやっぱり、
昼からお酒を飲んで
昼からお酒を飲んで
酔っ払って独り言を言っていた。
私は逃げるようにして
いつも、自分の部屋に入っていた。
酔っ払って、一人で喋ったり
叫んだりしてるパパが怖くて・・
もっと、普通の親子の会話してみたかったなぁ